マイナス金利が日本波及 短期国債、欧州から飛び火

bgt


  • にほんブログ村 その他生活ブログ ローン・住宅ローンへ

↑↑もしこの記事がお役にたちましたら応援クリックをお願いいたします。↑↑

住宅ローン借り換え無料相談ダイヤル

0120−55−2841




日経電子版より

欧州中央銀行(ECB)が6月に導入した新たな金融緩和策の影響が、日本の市場にも波及してきた。日本相互証券によると、新発3カ月物の国庫短期証券(短期国債)の利回りが10日、証券会社などの業者間取引で一時マイナス0.002%と、初のマイナスをつけた。欧州の資金が日本の短期市場に流れ込んできたためだ。長期金利にも低下圧力がかかっている。

 財務省が10日入札を実施した3カ月物短期国債の465回債が、入札前の取引でマイナス金利をつけた。入札での平均落札利回りこそ0.0182%とマイナスにはならなかったが、2006年2月以来、8年5カ月ぶりの低い水準だった。入札後の業者間の取引では、利回りが0.02%台へとプラスに戻した。

 7月に入り、短期国債の金利低下が目立つ。4日に新発3カ月物で利回りがゼロ%になり、8日には新発6カ月物でゼロ%の取引が成立した。日欧の中銀による金融緩和が影響している。

 ECBは6月5日、金融機関がECBに預ける余剰資金に手数料を課す「マイナス金利」政策を決めた。銀行の余剰資金を貸し出しに向かわせる狙いだった。しかし、実際には欧州域内の短期の国債市場に流れた。1カ月物の独短期国債の利回りはマイナスに転じた。

 野村証券の松沢中チーフ金利ストラテジストは「欧州の資金が日本の短期市場にも流入している」と分析する。財務省によると6月29日~7月5日の海外投資家による短期債への買越額は3カ月ぶりの高水準になった。

 日銀は金融緩和の手段として、市場から短期国債を大規模に買い入れている。7月は前月以上に買い入れる見込みで、市場での短期国債の不足感が強まり金利が下がりやすい。

 市場で取引される金利がマイナスになったとしても、日銀がさらに低い金利で買い入れれば証券会社は損をするどころか、利ざやを得られる。そんな観測が、異例のマイナス金利が成立するよりどころになっている。

 3カ月物短期国債の利回りは、短期の金融取引の指標だ。企業のコマーシャルペーパー(CP)の発行金利低下を予想する向きもあり、企業はより低利で資金調達しやすくなる可能性がある。

 5年物国債や10年物国債などの利回りにも低下圧力がかかっており、新発10年物国債利回りは0.54%と、1年3カ月ぶりの低水準となった。

 「海外資金の流入によって日本経済の実力に見合わない水準まで金利が低下しているのではないか」(松沢氏)と懸念する声も出ている。

サブコンテンツ

このページの先頭へ