不動産評価が低くなり得る要因について
皆さん
こんにちは!こんばんは!
JMPパートナーズの吉田です。
今回は、金融機関の審査基準の中の『不動産評価』の
マイナス要因になり得るものについて解説して行きたいと思います!
不動産評価は依然のブログでも書きましたが
金融機関が融資を行うか行わないか?を判断するのに非常に重要なポイントの1つです。
融資金額に対して
不動産評価が上回っていればいるほど評価があがります。
(仮に返済が滞っても、金融機関は抵当権を行使し、不動産を売却する事により、貸付金を回収できるからです。)
逆に、融資金額が不動産評価の200%に近づけば近づくほど
万が一支払いが滞った時、貸付金の全額回収がしにくく、
金融機関はリスクを背負う事になるので、あまり良い事ではありません。
では!不動産評価とは何を基準に決められているのでしょうか?
それは、市場価格です。
需要と供給の関係から決められる価格です。
その市場価格から7~8掛けくらいしたもので
・固定資産税路線価
・相続税路線価
と呼ばれているものも評価を出すのに利用します。
金融機関によってどの値を参考にして
審査時の不動産評価を出すかは違いますが。
では不動産評価が低い物件は
どういった原因で不動産評価が低いのでしょうか?
(建物が原因の場合)
・築が古く、そもそもの価値が無い場合
・マンションの場合で、その物件自体の人気が低く、購入者が少ないのに比例し、価格が下がってしまっている場合
・違法建築
(土地が原因の場合)
・何らかの理由で再建築が不可能な場合
・土地が借地の場合
・利便性が悪かったりなどで、人気がなく、流通性が悪いため、価格が低くなっている場合
おおまかに分けるとこんなところでしょうか。
どの項目にも共通して言える事ですが
どの理由であっても、金融機関の融資をうける場合には、少しコツが必要です。
上記の理由について
もっと細かく掘り下げていき、その後説明をしますが
それは次回のブログで!
JMPパートナーズ
担当:吉田