住宅ローン金利 5月下げ
住宅ローン金利 5月下げ
フラット35の5月度の適用金利が本日発表されました。
21年以上 1.46%(▲0.08%)
20年以下 1.23%(▲0.08%)
フラット35の金利は、今年2月に過去最低を更新しましたが、3月・4月と連続で上昇してきました。
ここのところ、10年物国債の利回りは0.3%前後で推移しており、一時、0.2%台まで落ち込むなどの流れを受け、今回の引き下げれらたものと思われます。
30日に開かれた日銀の金融政策決定会合後の記者会見で、「物価2%達成は16年度後半」との見通しが示されました。
これは金融緩和が後ずれすることを指します。
ただし、2017年には消費税増税が待ってます。
それまで2%達成しなければ、増税ショックの影響で、更に後ずれする可能性もあります。
住宅ローン金利が低いことは、消費者にとっては嬉しいことです。
ただし、数年以内には金融緩和は解除され、徐々に金利は反転します。
住宅ローン借り換えセンターに相談に来られる方で、いまだに3%~4%の金利で借りている方もおり、こちらがびっくりします。
今、何%で借りているか?を知らない人が多いというのが実情です。
年間で何十万円、総額で数百万円も利息が削減できる場合がありますので、まだ借り換えをしていない方は、ローン償還表(返済予定表)を見て、確認して下さい。