金融機関の住宅ローン金利や審査基準リサーチ結果!
住宅ローン借り換えセンターでは、全国からご相談が来るため、各県単位で金融機関の動向や融資条件などを調査したりします。
今回は、関東にある某県に支店のある銀行のリサーチを行いました。
金利水準をリサーチ
まずは金利(変動)。
低い順で表記すると
0.775% 0.825% 0.875% 0.925% 2.075%
2.075%はおいといて、7行が0.7~0.9%台。
ヒアリングできなかった銀行もありましたが、おおよそはこのような金利水準でした。
今は全国的にこのような金利水準で推移してます。
返済比率をリサーチ
次に、住宅ローン審査をするうえで、重要となる「返済比率」をリサーチ。
これは企業秘密で教えてくれない銀行もありますが、約半分の銀行が答えてくれました。
返済比率は年収によっても変動しますので、一つの基準として年収400万円を前提にリサーチ。
返済比率は概ね予想通り
30% 35% 40%
といった範囲でバラつきがあります。
返済比率とは、年収に占めるローン返済に充てられる金額の上限です。
(例) 年収400万円、返済比率30%なら
400万円 × 30% = 120万円
これを12ヵ月で割れば、月々10万円がローン返済の限度ということになります。
ただし、この10万円というのは、住宅ローンだけでなく、自動車ローンやカードなどのキャッシングなど全てを含みます。
仮に、自動車ローンで月々3万円払っていた場合、月々7万円までしか住宅ローンの返済にまわせないといった計算になります。
審査金利をリサーチ
もう一つ、住宅ローン審査に重要な「審査金利」をリサーチ。
審査金利には金融機関によって大きく幅がありました。
低いのは、実行金利(変動なら1%弱)、高いところは3.0%。
審査金利は、実際に借りる金利ではなく、あくまで審査上、その金利で借りたとして、返済比率に収まるか?を計るものです。
実際のところ、審査金利の設定状況によって、金融機関の融資額は大きく変わります。
審査金利が低ければ、融資額は大きくなり、審査金利が高ければ融資額は小さくなります。
収入合算をリサーチ
更に、収入合算についてヒアリング。
収入合算とは、本人だけでなく、例えば配偶者や親、子供などが連帯債務者としてローンに参加することで、合算者の収入も、借主の年収として計算され、その分融資額が大きくなります(年収の合算額は金融期間や年齢による)。
基本的に、どの金融機関でも、同居の配偶者・親・子のうち、1名は認められます。
では、配偶者ではなく、内縁関係の場合、収入合算者として認められるのでしょうか?
これは予想通り、全部ダメ・・・と思いきや、一つだけ内縁関係者でも収入合算可という金融機関がありました。
このように普通ダメだろうと思った条件でも、色々調べてみると、以外と通る金融機関が見つかったりもします。
補足
なお、金融機関どうしは、お互いの融資条件などはあまり知りません。
ただし、ライバル銀行どうしの場合は、お互いを調査したりしてます。
特に融資の金利は表面に出しますので、負けないように張り合ったりします。
ですので、競争原理を働かせることで、有利な条件を引き出すことができる場合があります。
しかし、こういったことをやるには非常に手間と時間と忍耐力が必要です。
お時間のある方や交渉に慣れている方はいいですが、夫婦共働きなどの場合、とてもそのような時間はないと思います。
そういったご多忙の方は、住宅ローン借り換えセンターに丸投げして頂ければ、銀行交渉やほとんどの事務手続きを代行します。
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