長期金利再び低下 10年物0.485%
長期金利再び低下 10年物0.485%
9日、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが0.485%と1ヵ月半ぶりの低水準となりました。
長期金利は9月中旬には、一時0.580%と高水準を付けた時期がありました。
おっ、とうとう金利が反転したのかな???
と思ってましたが、ここにきて、節目と言われる0.5%を割りました。
この原因は、米国のゼロ金利政策が長引くとの見方が広がり、米国の金利が低下した影響のようです。
日本国内の景気の先行きにも懸念材料があり、異次元緩和が長引くとの見方も広がっているとのこと。
世界的にも経済成長率の見通しが悪く、安全資産である日本国債に資金が流入したのも一因。
しかし、この低水準まで金利が下がると、突然、反転する可能性もあります。
このまま低水準が続けばですが、11月の住宅ローン金利はまた下がる可能性もあります。
10月は、フラット35は下がりましたが、10年固定金利は上がりました。
住宅ローンの金利タイプを選択するうえで、この当たりの金利動向も注視する必要があります。
長期金利が0.485%に低下 1カ月半ぶり低水準
2014/10/9
9日午後の債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.015%低い0.485%と8月29日以来約1カ月半ぶりの低水準となった。
前日の米国市場で債券高が進んだ流れに加え、後場に入り日経平均株価が下落に転じたことも債券買いを促している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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