【フラット35】3ヵ月連続、最低金利!

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【フラット35】3ヵ月連続、最低金利!

 

10月のフラット35の金利が、更に下がります。
返済期間20年超(35年以下)、融資率9割以下の適用金利は、1.65%と、前月から0.01%です。
返済期間20以下、融資率9割り以下の適用金利は、前月と変わらず1.38%

 

米国の量的緩和解除(金利上昇)と、欧州のデフレ懸念(金利下降)など、世界情勢も読みにくい状況にあります。
さて、日本はまだ0金利と量的緩和は続行中です。
来年の消費税増税が決まれば、景気に影響を受けますから、なかなか金利は上げにくい状況です。

 

太陽光発電の全量固定買取制度の影響から、電気代が増々上昇していきます。
今月に入り、突然、電力会社4社が「新規の産業用は契約しない」と言い出し、びっくりしました。
また、最近の円安の影響で、燃料調達コストも上昇すれば、電気代上昇に拍車がかかります。

 

東京オリンピックは2020年ですから、あと、6年後です。
オリンピックに向けて、公共工事などが増え、国内景気は上昇に向かうと思われます。
観光客もかなり増えます。

 

しかし、問題は終了後です。

 

ちょうど2020年頃から、日本の生産人口の減少が加速します。
そのため、潜在成長率を下押しするなどの問題と重なります。
東北の震災復興工事なども、かなり落ち着いてくる頃かもしれません。

 

10年先まで見ても、なかなか金利を上げるタイミングが見えないと感じます。

 

「フラット35」金利最低 3カ月連続で更新
2014/10/1 日本経済新聞

住宅金融支援機構は1日、長期固定金利の住宅ローン「フラット35」の10月の適用金利を発表した。
主力の返済期間35年以下(融資率9割以下)は、取扱金融機関の最低金利が前月より0.01%低い1.65%となり、3カ月連続で過去最低を更新した。
返済期間20年以下(同)の最低金利は1.38%と前月から据え置いた。
指標となる長期金利が低位で安定しているため。




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