【解説】別れた旦那にどんな手続きしてもらえばいいのかしら?厳選Q&A集より
身勝手の極意を極めた悟〇の次回予告に感動し、
来週の日曜日が待ち遠しい西片です笑
ほんと男っていつまで経っても少年だと思います。
さて「離婚×住宅ローン」の問題
今回も皆様に役立つQ&Aを!
過去のQ&Aはこちらから↓
★【これだけ見ればもう安心!】離婚×住宅ローン★厳選Q&A集★その1
Q3. 既に離婚しているのですが、名義変更にあたって、元(夫or妻)に、何かやってもらう手続きはありますか? |
A. YESです。(ほとんどの場合)
既に離婚しているし、
あまり手続きが多いと相手に依頼しづらい・・・
そう思うのは皆さん当然だと思います。
どんな手続きが発生するか知っているだけでも、
相手方に相談しやすくなると思いますので、
ここで覚えて帰って下さい( `ー´)ノ
具体的なケースを想定し、STEP毎に
どのような手続きを行って頂く必要があるかを解説いたします。
(あくまで相手方が行う必要がある手続きです。)
【前提】
債務名義 | ペアローン |
不動産名義 | 50%ずつ |
不動産名義の変更方法 | 売買 |
★STEP1★
審査に必要な資料を準備してもらう
↓
★STEP2★
不動産仲介会社の方と面談・契約をしてもらう(不動産の売買契約締結のため)
↓
★STEP3★
現在の住宅ローンを一括返済するための手続きを行ってもらう
↓
★STEP4★
司法書士との面談をしてもらう(売買の意思確認のため)
↓
★STEP5★
抵当権を解除する書類を受け取ってもらう
と、少なく見積もっただけでも5つのSTEPがあります。
それではSTEP毎に詳しく解説していきます。
(どれだけ大変かを書いていこうと思います。
結構長くなるので結論だけお知りになりたい方は、
※【結論】の文字までスクロールしてください。
★STEP1★
【審査に必要な資料を準備してもらう】
当たり前ですが、いざ銀行に名義変更の相談をしようと思ったとき、
相談するための資料が必要になります。
今回はペアローンのケースを想定していますので、最低でも、
①お二人それぞれの「住宅ローン返済予定表」(当初の融資内容、現在の残高が記載されている部分)
②住宅ローンのを返済している口座の「通帳写し1年分」(表紙含む)
が必要になります。
「前の旦那の返済予定表や通帳は前の旦那が持ったままだし…」
なんてことが発生します。
万が一、返済予定表を紛失されているようでしたら、
「元ご主人様」から「銀行」にお電話して頂き、再発行して頂く必要がございます。
通帳も記帳おらず、合計記帳になってしまっている場合は、こちらも同様に
「元ご主人様」から「銀行」にお電話して頂き、1年分の取引明細を発行して頂く必要がございます。
この時点でもう大変(;O;)
★STEP2★
【不動産仲介会社の方と面談・契約をしてもらう(不動産の売買契約締結のため)】
今回は、不動産名義の変更方法(所有権の移転方法)は「売買」で行うこととしています。
銀行によっては「贈与」でなければ不可な所もあります。
元夫の不動産持ち分を「買い取る」こととなりますので、
不動産の売買となり、不動産仲介会社の方を入れて
当事者間で売買契約を締結する必要があります。
元ご主人にもご足労頂くだけではなく、
不動産仲介会社を選んで、また一から今回の経緯を相談して、、、
なんて作業が増えてしまいますね。
あと、「不動産の仲介手数料」も発生してしまいます。。。
★STEP3★
【現在の住宅ローンを一括返済するための手続きを行ってもらう】
書類を集めて銀行に相談し、
不動産の売買契約も締結し、
銀行審査に出し、見事銀行審査が通過したとします。
今度は、「現在借りてる銀行」に対しての手続きが待っています。
ペアローンの場合、
債務者の方それぞれから、「現在借り入れをしている銀行」に対して、
一括返済をするという「申し入れ」と「手続き」が必要になります。
(連帯債務の場合もそれぞれから必要なケースもあります)
「申し入れ」→ご本人様から銀行へお電話が必要
「手続き」→ご本人様の来店が必要(郵送のみで完結する銀行もある)
しかもこの手続き
完済日の〇〇日前(3週間前が多い)までに完了
していないといけない等の成約があり、結構面倒(+_+)
相手方にスケジュールを強要するのも難しいかもしれませんよね。。。
★STEP4★
【司法書士との面談をしてもらう(売買の意思確認のため)】
審査が通過し、名義変更することが決まった場合、
実際の登記変更を行う司法書士がご本人様確認を行います。
ここでも対面での手続きが必要ですね(>_<)
★STEP5★
【抵当権を解除する書類を受け取ってもらう】
さあ、すべて整って、あとは融資実行を待つだけ!っと思ったら最後にありました。
融資実行日当日に完済先から発行される、「抵当権の解除(抹消)書類」
こちらの受け取りは原則ご本人様のみのため、
債務者様それぞれが、銀行に取りに行く必要があります。
どちらか片方でいいじゃん!!って思ってしまいますよね。
ほんと銀行さんは非効率(;O;)
※【結論】
相手方には結構動いて頂く必要がございます。
「あんまり円満離婚じゃなかったから、こんなに頼めないな、、、。」
「諦めようかな、、、。」
と思ったそこの奥様!
ご安心下さい!
住宅ローン借り換えセンターへご依頼頂ければ、
上記の5STEPのうちのいくつかを省くことができ、
不動産の仲介もそのまま関連会社で請け負うことができます。
(面倒な一からの説明は不要です)
どの部分の手続きが省けるかは
ケースバイケースとなりますので、お気軽にご相談頂ければと思います!
★無料相談はこちらから★
それではまた次回♪
住宅ローン借り換えセンタ―
電話番号:0120‐55‐2841(お電話でのお問い合わせはこちら!)
離婚相談担当:西片圭佑(にしかた けいすけ)