“夫婦ペアローン”片方残してもう片方だけ借り換えってできる??

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さて

“わかりやすい住宅ローンのはなし”

 

今回は

“夫婦ペアローン”の借り換えについて

 

ご主人様と奥様

それぞれ別々の住宅ローンを組むケースを

夫婦ペアローンと言いますが

 

片方の住宅ローンは今のままで

もう片方の住宅ローンだけを借り換えることは

できるのでしょうか?

 

せっかく別々の住宅ローンを組むならば

 

片方は今後金利の変わらない“固定金利”で

安心を重視したい!

 

もう片方は金利の低さを重視して

毎月の返済額を抑えたいので“変動金利”

 

なんて風に

特徴ある住宅ローンの組み合わせをされる方も

少なくありません。

 

そんな方が借り換えを検討する場合

片方を残して片方だけ借り換えできますか?

 

なんてご質問をよくいただきます。

 

例えは

借り換えするにあたり

今の金利水準からすると金利の高い

夫の固定金利分のみ借り換えして

 

今の金利水準とあまり変わらない

妻の変動金利はそのまま残したい

 

そんなご要望です。

 

これ結論を先にお伝えすると

“出来ません“

 

 

理由は

抵当権の設定順位にあります。

 

住宅ローンの多くは“有担保ローン”なので

融資を受ける代わりに“担保を提供する”

必要があります。

 

融資する銀行はその条件として

ご自宅に抵当権を設定します。

 

夫婦ペアローンの場合

 

ご主人様のローンにも

奥様のローンのも

 

それぞれ抵当権を設定します。

 

そのため

例えばご主人様のローンに対する抵当権が

第1順位の場合

 

奥様のローンの対する抵当権は

第2順位となり

 

ご自宅に2つの抵当権を設定することになります。

 

この2つの抵当権が設定された状態で

ご主人様の住宅ローンのみ借り換えするとなると

当然奥様の住宅ローンに対する抵当権は残ります。

 

そうなると

ご主人様の住宅ローンを仮に他の銀行で

借り換えた場合

 

ご主人様のローンに設定していた抵当権は

抹消となり

 

自動的に奥様の住宅ローンに設定されていた

抵当権が繰り上がりで第1順位になります。

 

そうなるとご主人様の住宅ローンだけ

仮に借り換えした金融機関が新たに設定する抵当権は

第2順位となり

 

いざ抵当権を発動する場合

第1順位の抵当権に対して”劣位”となり

 

この条件で住宅ローンを融資する金融機関は

原則ありません。

 

そのため夫婦ペアローンの場合

片方の住宅ローンのみ借り換えすることは

出来ないということになります。

 

 

夫婦ペアローンの借り換えの場合

ご夫婦そろってお借り換えする必要がありますので

 

・片方は好条件で借り換えしなくてよい

・夫の協力を得られそうにない

 

なんて理由で借り換えを保留されている方

 

ご相談はお気軽に。。。

 

住宅ローン借り換えセンター

 

 

住宅ローン診断士 橘和門

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