【解説】相手方にやってもらう手続き一覧(離婚×住宅ローン)
住宅ローン借り換えセンターの西片(にしかた)です!
気が付けば、
2ヶ月ほど離婚と住宅ローンに関しての記事をアップさせて頂いておりますが、
お蔭様で
更に離婚と住宅ローンに関してのご相談を頂戴することが多くなりました。
これからもお一人でも多くの方のお役に立てればと思っております!
さて「離婚×住宅ローン」の問題
今回は、以前反響の多かった内容を再度ご案内したいと思います!
ローンと不動産の名義を一本化する場合における、
実際に相手方(元ご主人や元奥様)に行って頂く手続きに関してです。
(既に離婚されている状態を想定しています)
既に離婚しているし、
手続きの量や、手続き内容によっては、
相手方に依頼しづらい・・・
よく聞くお話です(>_<)
発生する可能性がある手続き内容を覚えて頂き、
相手方に依頼する際にお役立て下さいませ。
具体的なケースを想定し、STEP毎に
どのような手続きを行って頂く必要があるかを解説いたします。
【前提】
ローン名義 | ペアローン |
不動産名義 | 50%ずつ |
不動産名義の変更方法 | 売買 |
★STEP1★
審査に必要な資料を準備してもらう
↓
★STEP2★
不動産仲介会社の方と面談・契約をしてもらう(不動産の売買契約締結のため)
↓
★STEP3★
現在の住宅ローンを一括返済するための手続きを行ってもらう
↓
★STEP4★
司法書士との面談をしてもらう(売買の意思確認のため)
↓
★STEP5★
抵当権を解除する書類を受け取ってもらう
と、少なく見積もっただけでも5つのSTEPがあります。
それではSTEP毎に詳しく解説していきます。
(どれだけ大変かを書いていこうと思います。
結構長くなるので結論だけお知りになりたい方は、
※【結論】の文字までスクロールしてください。
★STEP1★
【審査に必要な資料を準備してもらう】
当たり前ですが、いざ銀行に名義変更の相談をしようと思ったとき、
相談するための資料が必要になります。
今回はペアローンのケースを想定していますので、最低でも、
①お二人それぞれの「住宅ローン返済予定表」(当初の融資内容、現在の残高が記載されている部分)
②住宅ローンのを返済している口座の「通帳写し1年分」(表紙含む)
が必要になります。
「前の旦那の返済予定表や通帳は前の旦那が持ったままだし…」
なんてことが発生します。
万が一、返済予定表を紛失されているようでしたら、
「元ご主人様」から「銀行」にお電話して頂き、再発行して頂く必要がございます。
通帳も記帳おらず、合計記帳になってしまっている場合は、こちらも同様に
「元ご主人様」から「銀行」にお電話して頂き、1年分の取引明細を発行して頂く必要がございます。
この時点でもう大変(;O;)
★STEP2★
【不動産仲介会社の方と面談・契約をしてもらう(不動産の売買契約締結のため)】
今回は、不動産名義の変更方法(所有権の移転方法)は「売買」で行うこととしています。
銀行によっては「贈与」でなければ不可な所もあります。
元夫の不動産持ち分を「買い取る」こととなりますので、
不動産の売買となり、不動産仲介会社の方を入れて
当事者間で売買契約を締結する必要があります。
元ご主人にもご足労頂くだけではなく、
不動産仲介会社を選んで、また一から今回の経緯を相談して、、、
なんて作業が増えてしまいますね。
あと、「不動産の仲介手数料」も発生してしまいます。。。
★STEP3★
【現在の住宅ローンを一括返済するための手続きを行ってもらう】
書類を集めて銀行に相談し、
不動産の売買契約も締結し、
銀行審査に出し、見事銀行審査が通過したとします。
今度は、「現在借りてる銀行」に対しての手続きが待っています。
ペアローンの場合、
債務者の方それぞれから、「現在借り入れをしている銀行」に対して、
一括返済をするという「申し入れ」と「手続き」が必要になります。
(連帯債務の場合もそれぞれから必要なケースもあります)
「申し入れ」→ご本人様から銀行へお電話が必要
「手続き」→ご本人様の来店が必要(郵送のみで完結する銀行もある)
しかもこの手続き
完済日の〇〇日前(3週間前が多い)までに完了
していないといけない等の成約があり、結構面倒(+_+)
相手方にスケジュールを強要するのも難しいかもしれませんよね。。。
★STEP4★
【司法書士との面談をしてもらう(売買の意思確認のため)】
審査が通過し、名義変更することが決まった場合、
実際の登記変更を行う司法書士がご本人様確認を行います。
ここでも対面での手続きが必要ですね(>_<)
★STEP5★
【抵当権を解除する書類を受け取ってもらう】
さあ、すべて整って、あとは融資実行を待つだけ!っと思ったら最後にありました。
融資実行日当日に完済先から発行される、「抵当権の解除(抹消)書類」
こちらの受け取りは原則ご本人様のみのため、
債務者様それぞれが、銀行に取りに行く必要があります。
どちらか片方でいいじゃん!!って思ってしまいますよね。
ほんと銀行さんは非効率(;O;)
※【結論】
相手方に行って頂く手続きは沢山ございます(*_*)
「あんまり円満離婚じゃなかったから、こんなに頼めないな、、、。」
「諦めようかな、、、。」
ご安心下さい!
住宅ローン借り換えセンターへご依頼頂ければ、
上記の5STEPのうちのいくつかを省くことができ、
不動産の仲介も、そのまま弊社の関連会社で請け負うことができます。
(また、不動産会社の方に一から説明するなんてことは不要です)
どの部分の手続きが省けるかは
ケースバイケースとなりますので、お気軽にご相談頂ければと思います!
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住宅ローン借り換えセンタ―
電話番号:0120‐55‐2841(お電話でのお問い合わせはこちら!)
離婚相談担当:西片圭佑(にしかた けいすけ)