《定年退職後》でも住宅ローンって借り換えできるの??

bgt


さて

“わかりやすい住宅ローンのはなし”

 

今回は定年後の借り換えのはなし

 

“もうすぐ定年なんですが“ 

 

あるいは

 

“定年して嘱託社員なんですが”

 

なんてお客様からお問い合わせを

いただくことがよくあります。

 

定年退職後に

住宅ローンの返済がきつく

 

何とか借り換えして

返済の負担を軽くしたい

そんなご要望ですが

 

定年退職後に

住宅ローンを借り換えることはできるのでしょうか??

 

 

先に結論をお伝えすると

 

出来なくもないけど

ハードルはとっても高い

 

といえます。

 

定年後に年収が下がる方が

ほとんどですので

 

銀行としては安定的な返済に

疑問を抱きますよね。

 

なので定年退職後に

住宅ローンを借り換えるのは

とってもハードルが高いといえます。

 

とは言え

必ずしもできないわけでなく

 

銀行が求める

安定的な返済ができるケースであれば

借り換えを引き受ける銀行もあります。

 

では安定的な返済ができるケースとは

 

1.同居しているご子息が連帯債務者になる場合

 

本人が安定的に返済できなくなっても

収入の安定したご子息に代わって返済してもらえるなら

安定的に返済してもらえると判断して

銀行は融資します。

 

 

2.配偶者が年下でまだ会社員の場合

 

年の差夫婦で配偶者がまだまだ現役の会社員の場合

安定的に返済してもらえると判断して

銀行は融資する場合があります。

 

ただし本人が住宅ローン融資の対象年齢

(※65歳以下とか70歳以下)

である必要があったりと

必ずしも借り換えできるわけではありません。

 

 

3.フラット35を利用する

 

住宅金融支援機構のフラット35は

定年退職後でも

申込時の年収で審査の基準を満たせれば

年金生活者でも融資します。

 

その後の年収がどうなろうとも

“申込時の年収が基準を満たせば“

融資してくれますので

 

ある意味

その後は“知らんぷり“ともいえますが

住宅ローンの借り換えは可能です。

 

ただしフラット35と言えど

申込年齢が69歳以下だったり

最低返済期間が15年以上だったと

(※60歳以上は10年)

 

ローン規定にはまらなければ

借り換えできません。

 

 

いずれにしても

定年後のローン返済がきつくて

借り換えを検討しても

 

ハードルが高いといえます。

 

そう考えると

できるだけ定年後に返済を残さないことが

大切です。

 

自宅の購入時には

“なんとなく不安“に思っていても

 

自宅の予算を優先して

65歳以降も返済が続く住宅ローンを組まれている方

 

この低金利のタイミングを活用して

65歳以降の返済を少しでも短縮する

 

そんな

住宅ローンの借り換えはいかがでしょうか?

 

ご相談はお気軽に。。。

 

住宅ローン借り換えセンター

 

 

住宅ローン診断士 橘和門

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ

JMPP公式ブログ