Q&A:住宅ローンの返済額は変えられますか?
住宅ローン借り換えセンターの望月です。
Yahoo知恵袋にて、住宅ローン関連の相談に関して
専門家の立場から意見を投稿させて頂きました。
似たような問題でお悩みの方もいらっしゃるかと思いますので
専門家としての回答として参考になるかと思いまして
以下に引用させて頂きます。
ベストアンサーに選ばれてます。
以下はYahoo知恵袋の質問に対し、私(筆者)が回答させて頂いた内容になります。
Yahoo知恵袋の利用規約及び一般的な引用ルールに沿って引用しておりますが、万が一、質問等の投稿者本人が引用を希望しない場合は当社にお問い合わせ頂ければ速やかに削除致します。
住宅ローンの繰り上げ返済に関する質問は以外と多いです。
いつ繰上げ返済をしたら最も得するのか?といったような疑問です。
住宅ローン控除が関係してくる為、利息と税金との比較が出てきます。
積立のように都度こまめに返済すべきか?
ある程度、積み立ててからまとめて返済すべきか?
などの質問もあります。
これは、借りている金融機関の繰上げ返済手数料や
最低繰上げ返済額によっても変わります。
ローンの利息は残高に対してかかるものですので、
残高が少ない方が利息は減ります。
ですので、早く残高を落とせば落とした分の利息の負担がなくなるわけです。
この理屈は誰でもわかるのですが、
ここに税金や手数料等が絡む為に複雑になってきます。
返済期間については、住宅ローンはほとんどの金融機関が
最長35年を限度に79歳まで組めます。
79歳って恐ろしくないですか?
日本の男性の平均寿命は81歳(2017年)です。
ほぼ死ぬまで払うって・・・
そもそも年金生活で住宅ローンを払えるのか?
という疑問もわきませんか。
79歳までは組めるとしても、
それは月々の返済額を低く抑える為の措置であって
やはり定年前や働いている間に払い終えるのが理想です。
また退職金で返済をお考えの方については、
退職金は老後の生活資金として使うことを考えれば
やはり計画的な繰上げ返済は必要かと思います。
また、繰上げ返済せずに運用するという考え方もあります。
現在の住宅ローンは変動金利は1%以下ですので、
繰上げ返済用に積み立てた資金を1%以上で運用できれば
理論上はプラスです。
ただ、日本人はこの運用が苦手です。
投資は元本が棄損するリスクもあります。
外貨建て積立保険もありますが、為替リスクがあります。
それぞれ得手不得手があり、考え方も人それぞれですので、
リスクとリターンをよく考えたうえで、判断するようにしましょう。
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