欠陥住宅のリフォーム
先日、自宅の近所の神社に行ったところ
ちらほらと梅の花が咲いてました。
早く暖かくなってほしいです。。。
寒さに弱すぎる、住宅ローン診断士の大塚です。
休みの日に前職(リフォーム業)の仲間たちと飲み会がありまして、
その際に話した、
”こんな欠陥住宅あったよね”
という話題になりました。
今回は私が遭遇した欠陥住宅と、そのリフォームをお話しします。
CASE1
天井裏がバッキバキ
築15年の木造2階建て住宅のお客様から
”台風後で雨漏れとかしてないか見てほしい”と相談があり、天井裏に入りました。
雨漏れはなかったのですが、驚きの光景が僕の目の前に、、、
①まず入ってすぐ、廃材の山
あまった木材や、ネジや、テープ類などなど、、、
しかも1か所に綺麗にまとめられていて思わず笑ってしまいました。
②小屋筋違い、雲筋違い(小屋束と小屋束を繋いでゆがみを防ぐ厚板材)の施工不良、
片方の小屋束に届いていなかったり、
片方しかくぎ打ちされていないという、明らかな手抜き工事。
③母屋、棟木(屋根材の下地を支える柱)の断裂、、、
木造なので柱が多少割れたりすることはあるのですが、、、
バッキバキに裂けていました。
瓦の重さを支えたり、屋根裏の中でも重要な柱です。
これらをご主人様、奥様に見せたところ、絶句していました。。。
建元の業者さんも潰れてしまっているようで、天井裏に入ったことがなかったようでした。
なので怒りの矛先をどこにもぶつけられない様子でした
まさか、台風の雨漏れの点検を依頼したつもりが、こんな事になるなんて、、、
このような珍しいケースもありました。
次回、バッキバキの柱をどうやって直すの???
をお届けします。