【住宅ローン】金利・諸費用 3つのカラクリ

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【住宅ローン】金利・諸費用 3つのカラクリ

 

本ブログでも、何度か触れておりますが、改めて、金利と諸費用について、わかり易くまとめたいと思います。

最近、住宅ローン金利は固定・変動ともに、過去最低を更新中です。

どの金融機関も、ほぼ横並びの状態と言っていいと思います。

 

ただ、諸費用などが大きく違っている場合がありますので、どこをチェックすれば良いかをまとめました。

ポイントは3つです。

 

1点目は、保証料です。

保証料別の場合は、保証料が別途0.2%金利に上乗せされます。

例えば、貸付金利が0.70%(保証料別)の場合は、0.2%を加算した0.90%が実質的な貸付金利となります。

0.80%(保証料込)の場合は、表面金利0.70%(保証料込0.90%)よりも低いということです。

 

保証料は、金利上乗せ方式以外に、元本上乗せ方式があります。

元本上乗せの場合、貸付金利に0.2%は上乗せされませんので、保証料がどういう形で徴収されているのかを見る必要があります。

 

2点目は、団体信用生命保険です。

民間の金融機関は、通常の団信(死亡保障)金利に含まれております。

しかし、最近では三大疾病八大疾病などの特約団信などの商品が多様化してます。

その場合、別途、0.15%~0.4%が金利に上乗せされたりします。

一方、住宅金融支援機構のフラット35団信は金利に含まれておりません

保険料は別払いです。

おおよそですが、0.3%程度上乗せしたものが、実質的な貸付金利です。

フラットの全期間固定金利が2%だとしたら、実質的には2.3%と考えなければ、正しい比較検討ができません。

なお、一部、民間の金融機関でも、団信は別払いのところもありますのでご注意ください。

 

3点目は、事務手数料です。

融資を借りる際(借換えも同様)、金融機関が融資の事務手数料を徴収します。

低いところは、3万円程度(0円もある)で済みますが、高いところでは融資額面の2%(50~60万円)もかかります。

こういった費用はあまり細かく説明しませんので、事前に確認してから金融機関を選択する必要があります。

 

その他、融資を受けた後の、繰上げ返済手数料も重要な点です。

一定期間預金などで積み立てておき、まとまった金額ができたら繰上げ返済をする場合は良いです。

しかし、少額を頻繁に行う場合は、繰上げ返済手数料がかからないところでないと、余計な費用がかかります。

 

これ以外の費用としては、登記費用や印紙代ですから、ほとんど変わりません。

 

 

 

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