【住宅ローン】金利だけで選んでませんか?
【住宅ローン】金利だけで選んでませんか?
最近の住宅ローンは、下記記事にもあるように、金利競争が限界に近づいているためか、金利以外のサービスが目立ってきております。
前回のブログで書いたように、諸費用などもそうですが、それ以外に、審査基準・特約団信・家事代行・リフォームなど、金利以外の商品やサービスも充実してきました。
金利はほぼ横並び状態ですので、こういった別の顧客サービスは重要です。
かといって、簡単に真似できるローン商品では、他行に追随されてしまえば、特色がなくなってしまいます。
これから色々な商品やサービスがでてくることを期待しつつ、各金融機関の動向を注視して情報を配信していきたいと思います。
住宅ローン「金利外」競う りそな銀は疾病保障拡大
2014/9/17 日本経済新聞 電子版大手銀行が住宅ローンの契約者向けに金利以外のサービスを充実させている。
太陽光発電の売電収入を年収に合算できるようにしてより多くローンを借りられるようにしたり、家事代行や病児保育をセットにしたりするなど生活支援型の商品が相次いで登場している。
金利競争が限界に達する中、商品の付加価値を高めて顧客を囲い込む動きが激しくなりそうだ。三菱東京UFJ銀行など3メガバンクは、住宅ローンの金利が過去最低水準となっており、10年固定型の最優遇金利は9月に年1.2%まで下がった。
長期金利の指標になる10年物国債の利回りは0.5%台と歴史的な低水準が続いており、住宅ローン金利を押し下げている。
消費増税などによって新設の住宅着工件数が減少してローンの借り手も減っており、金利競争が限界に近づいている。みずほ銀行は今月下旬にも、太陽光発電設備の売電収入を年収に合算して審査する仕組みを取り入れた住宅ローンの取り扱いを始める。
たとえば利用者の年収が450万円で50万円程度の売電収入が見込める場合、ローン審査では年収を490万円程度とみなす。
年収に占める年間のローン返済比率が抑えられるため審査に通りやすくなるという。新生銀行が1月から始めた病児保育や家事代行をセットにした住宅ローン商品も人気を集めている。
政府が6月に発表した新成長戦略で、女性の活躍を後押しする政策を盛り込み、育児支援への関心が高まっているためだ。
首都圏での融資額のうち2割がこの商品を利用したものだという。同ローンは借入額に応じて病児保育なら最大25日、家事代行は掃除や料理などに最大50回利用できる仕組み。
借入時の手数料が多くかかるが、金利は通常の商品と同じだ。三井住友信託銀行は通常の住宅ローンをリフォームに使う取り組みに力を入れる。
通常のリフォームローンは無担保が原則で、その分金利が高くなり顧客にとっては借りづらい側面があった。
6月からは住友林業と提携し、子会社の住友林業ホームテックの会員向けに古民家のリフォームにも資金を提供している。災害への備えを充実させた商品も出てきた。
三井住友銀行が2月から提供を始めたのは、地震などの災害で家屋が全壊したときに建物部分のローン残高を半分に減らす商品だ。
利用には借入金利に年0.5%が上乗せされるが、地震保険と併用することで建物部分のローン負担が全額か全額に近い水準まで軽減されるという。住宅ローンの代表的な付加サービスは疾病保障だ。
最近は従来のがんや脳卒中、急性心筋梗塞の三大疾病に加えて糖尿病や肝硬変など5つの病気を加えた八大疾病まで保障する銀行が増えてきた。
三菱東京UFJ銀行は従来の七大疾病保障付き住宅ローンに、昨年1月から三大疾病になった際に100万円を支給する特約を付けた。りそな銀行は昨年10月から、三大疾病に加えてけがやほかの病気で特定の重い身体障害を負った場合も返済が免除される商品を手掛ける。
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